2009/10/02
シンガー、ソングライター、慈善活動家、実業家、女優、プロデューサーと、様々な肩書きを持つBEYONCEは、現在のショー・ビジネスの世界で最も多忙を極めている女性だ。
ある時期のスケジュールを例にとってみると、まずRADIO CITY MUSIC HALLで行うショーのリハーサルを木曜日の夕刻に終え、翌金曜日の午前10時には再びリハーサルを開始。その合間には控え室でMTVからの細かいインタビューに答え、同日の夜にはJAY-Zのマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴにサプライズ・ゲストとして登場。そしてその直後にはMTV MUSIC AWARDSに出演したのち、オーストラリアでの“I AM … WORLD TOUR”へ旅立ったといった具合なのだ。
しかしこのような殺人的なスケジュールについて、当のBEYONCEは「こんなのはごく一部の例に過ぎないし、オーストラリアでのツアーはむしろラクなほうかもしれない」と笑い飛ばしていた。このようなハイ・ペースの生活は普通の人間にはとてもマネができないが、彼女はどうやってそれを毎日の生活としてキープしているのだろう?
「私は“ALL OR NOTHING”つまり、“全部取るか、すべてから手を引くか”というタイプの人間なの。何もやらずにボンヤリとリラックスする、ただ海辺に座って過ごす、一日じゅう本を読んでいる、質問には一切答えない、そんな究極の状態に自分を持っていくほかは、対照的に100%以上のことをこなすという状態以外にはあり得ない。とにかくガムシャラに働くのみなのよ」と語っているとおり、BEYONCEはこの両極端の状態に身を置くことで、ハードワーキング・ウーマンとしてのバランスをうまく取っているようだ。
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